プロペシアとミノキシジルを併用する際の注意点

医薬品の育毛剤であるプロペシアとミノキシジル。
それぞれ単独でも効果があると言われるものですが、
クリニックなどでは併用を薦められるケースが多くあります。

ただし併用すると、副作用のリスクも高まることになりますので、
慎重な検討が必要です。

併用を薦められるプロペシアとミノキシジル

プロペシアは「育毛剤」と呼ばれますが、
正確には、プロペシアに育毛効果はありません。

プロペシアの主成分「フィナステリド」の作用は、
5-αリダクターゼの働きを抑えること。

男性ホルモン・テストステロンは、5-αリダクターゼの作用を受けると、
ジヒドロテストステロン(DHT)へと変異します。

このDHTが毛母細胞に作用すると、毛母細胞は髪の毛を作るのをやめ、
髪の毛は抜け落ちてしまいます。

フィナステリドは5-αリダクターゼの働きを抑えることで、
テストステロンがDHTへ変異するのを抑制します。
それにより、「抜け毛を抑える」ことがフィナステリドの効果です。

それに対してミノキシジルは、血管を拡張することによって血流を向上させ、
毛母細胞を活性化する効果があると言われます。
活性化された毛母細胞は、再び盛んに髪の毛を作り始めるというわけです。

そこでこれら、

  • 抜け毛を抑制する
  • 発毛させる

の2つの効果を持つプロペシアとミノキシジルを併用すると、
育毛効果はより高まるとされています。

そのため多くのクリニックでは、
このプロペシア・ミノキシジルの併用を薦めます。

併用すれば副作用のリスクも高まるので注意

ただしプロペシアとミノキシジルを併用すれば、
副作用のリスクが高まることも事実です。

例えばプロペシアの副作用の発生確率は5%未満、
ミノキシジルの副作用の発生確率は、含有量が5%のものなら9%とされています。
これはそれぞれを単独で使用した場合の数値です。

ところがこれらを併用すれば、副作用の発生確率は当然のこと高まります。
14%となるわけですから、7人に1人に副作用が発生するというわけです。

副作用は使用をやめても継続する場合がある

さらに怖いのは、プロペシアとミノキシジルの副作用は、
使用をやめても症状が治まらないことがあるということ。

通常、医薬品の副作用は、使用をやめればなくなります。
ところがプロペシア・ミノキシジルの副作用は、
使用をやめても継続する例が数多く報告されています。

これはすでに副作用というよりも、「後遺症」というべきものです。

プロペシアの副作用については、集団訴訟も提起されました。
また副作用があまりに強いため、近年アメリカなどでは、
プロペシア・ミノキシジルを育毛治療に使用することを控えるようになっています。

髪が薄いことは、もちろん深刻な悩みです。
でもそのために、体を壊してしまっては元も子もありません。

プロペシア・ミノキシジルの使用にあたっては、体調の異変などに十分注意し、
少しでもおかしいと思ったらすぐに医師に相談するようにしましょう。

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