毛乳頭に問題があると抜け毛が増加する

毛乳頭は、髪の毛の心臓部とも言われる中心的な器官です。
育毛スピードや抜け毛の割合などは、
この毛乳頭が活発に活動しているかどうかによって大きく変わってきます。

育毛剤のCMなどでも耳にする機会の多い単語ですが、
実際にどういう構造でどんな役割をしている部分なのか、ということは
意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

毛乳頭と育毛の関係について、詳しく説明していきます。

毛乳頭と毛根の基礎知識

太さにすると1mmにも満たない人間の頭髪ですが、
その構造を見ると、さまざまな種類の細胞から作られていることがわかります。

基本的な構造

毛髪の基本的な構造は、

  • 内毛根鞘細胞
  • 外毛根鞘細胞

の2種類の細胞からできています。

内毛根鞘細胞は毛髪の内側の部分、
外毛根鞘細胞は表面にあたる部分の細胞です。

内毛根鞘細胞を芯にして、外毛根鞘細胞が皮のように取り巻いている状態です。

毛根付近の構造

頭皮に接している毛根近くになると、
より複雑に細胞が組み合わさっています。

  • 毛乳頭細胞
  • 毛母細胞

頭皮の毛細血管と直接接している部分が毛乳頭細胞、
毛乳頭細胞と内毛根鞘細胞を繋ぐのが毛母細胞です。

つまり毛乳頭細胞は、髪の毛の一番「根っこ」の部分だと考えていいでしょう。

それぞれの細胞の役割

「髪の毛が伸びる」ということは、
髪の毛の細胞が分裂して増殖するということです。

ですが、髪の毛全体で細胞分裂が行われる訳ではなく、
実際に活発な細胞分裂をするのは毛母細胞の部分です。

頭髪が成長するメカニズム
  1. 毛乳頭細胞がシグナル(細胞分裂の命令)を出す
  2. 毛母細胞がタンパク質を使って内毛根鞘細胞を作る
  3. 新しく作られた内毛根鞘細胞が先の方へと押し出される

毛母細胞が実際の生産工場、
そして毛乳頭細胞が生産指令を出している管理者と考えると
分かりやすいかもしれません。

毛乳頭が問題になって薄毛になるケース

育毛スピードが遅くなったり、発毛が止まってしまう場合には
「毛乳頭細胞に栄養が届かず、発毛命令が止まってしまう」
ことが大きな原因の1つになっています。

髪の毛の栄養(タンパク質)が毛乳頭に届かない原因はさまざまで、

  • 体に必要な栄養が足りていない
  • 代謝機能や血行が悪く、運搬能力に問題がある
  • 頭皮環境が悪化して、毛乳頭の活動が鈍化している

などが考えられます。

毛乳頭のはたらきを高めるためには

毛乳頭の活動を高め、活発に発毛命令を出させるために
特に注意したいのは、次の3つのポイントです。

必要な栄養を過不足なく摂取する

特にタンパク質、ビタミンB&E、亜鉛が重要な栄養素です。

代謝機能を高め、血行を良くする

適度な運動、睡眠など生活習慣による部分が大きいです。

頭皮を清潔に保ち、適度な刺激を与える

皮脂が毛根に詰まってしまうことが、頭皮環境悪化の最も多い症状です。

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