冬場は抜け毛が増えるのでケアは念入りに

髪の毛が薄くなり始めると、やはり抜け毛は気になるものです。
朝起きた時の枕や浴室の排水口などの抜け毛を見て、一喜一憂することも多いのではないでしょうか。

実はこの抜け毛の量、薄毛の進行具合とは別に、季節によっても変わります。
特に冬場は、抜け毛が増える季節として知られます。

なぜ冬場に抜け毛が増えるのか?
冬場にはどのようなケアをすればいいのか?

ここではそのことについてまとめました。

冬場に抜け毛が増える原因は?

冬場に抜け毛が増える原因は、

  1. 季節的な要因
  2. 冷えによる頭皮の血行不良
  3. 乾燥による頭皮トラブル
  4. 皮脂の増加
  5. 運動不足による代謝の低下

の5つがあると言われています。

1 季節的な要因

髪の毛は、薄毛でない正常な人でも1日に100本くらいが抜けると言われています。
ところがその正常な人の場合も、秋になると、それ以前の3倍ほどに抜け毛が増えるという研究調査の結果があります。

理由はハッキリと解明されてはいないものの、

  • 秋になると毛母細胞が入れ替わる
  • 夏の紫外線のダメージが蓄積するため

などのことが仮説として上げられています。

動物でも夏毛と冬毛があって、生え変わる種類のものがあります。
人間にもその名残があると考える学者もいます。

2 冷えによる頭皮の血行不良

冬になって外気の温度が低下すると、外気に触れる部分の皮膚の血管が収縮し、流れる血液の量が減ります。
血液が皮膚の冷えた部分を通ると温度が低下し、体温が下がることになるため、これは体温を下げないようにするための体の防御機構です。

特に首から上は、外気に露出していることが多いため、冬場にはどうしても頭皮へ向かう血液の量が減ることになりがちです。

髪の毛を作る毛母細胞は、頭皮の毛細血管から栄養を取り込みます。
頭皮の血液の量が減れば、その分栄養が不足してしまうため、抜け毛も増えるというわけです。

3 乾燥による頭皮トラブル

冬場は気温だけでなく、湿度も低下します。
この湿度が低下した外気に頭皮が晒されることにより、頭皮は乾燥することになります。

皮膚は表面に水分を保持することで、内部を雑菌などの悪影響から守っています。
頭皮が乾燥するとこのバリア機能が低下して、雑菌などの影響を受けやすくなり、炎症が生じやすくなります。

この頭皮の炎症は、フケやかゆみ、さらには抜け毛の原因となるものです。

4 皮脂の増加

皮膚は乾燥してバリア機能が低下すると、それを少しでも補うために皮脂の分泌量を増加させます。
夏場なら、皮脂と一緒に汗も分泌されますので、皮脂の分泌量が多少増えても特に問題はありません。

しかし冬場は汗はあまり分泌されませんから、毛穴からは皮脂だけが分泌されることになりがちです。
そこで皮脂の分泌量が増加すると、どうしても毛穴が詰まってしまうことになりがちです。

毛穴に皮脂が詰まると、詰まった皮脂をエサとして雑菌が繁殖します。
雑菌の繁殖によって起きる炎症も、やはり抜け毛の原因となります。

5 運動不足による代謝の低下

寒い冬場は、どうしても家の中に閉じこもりがちになります。
そうすると、運動量も減るわけですよね。

運動は血行を促進する作用がありますから、運動量が減れば血行は低下します。
また運動不足になると筋肉量が減少し、基礎代謝が低下して、これも血行の低下を招きます。

全身の血行が低下すれば、頭皮の血流量も減り、その結果、毛母細胞に栄養が行き渡らなくなって抜け毛が増えることになります。

冬場の抜け毛対策はどうすれば?

対策1 保温をしっかりとする

外気温の低下による血流量の低下を防ぐためには、まず保温が必要です。
特に首と頭をしっかりと保温しましょう。

マフラーや帽子は首と頭の保温には効果があります。
カイロなどを首に当てるのもおすすめです。

対策2 頭皮の乾燥防止

頭皮の乾燥を防ぐことも必要です。
帽子をかぶることは、この頭皮の乾燥防止にも効果的です。

またシャンプーは、乾燥している頭皮をさらに乾燥させることになりますので、冬場には回数を減らしましょう。
汗の量も少なくなりますし、特に激しい運動をしない場合は、冬場のシャンプーの回数は2日に1回くらいが適当です。

対策3 体を温めるものを食べる

保温だけでなく、体を温める工夫をすることも必要。
食べ物は、鍋物など温かいものを食べるのがおすすめです。

唐辛子に含まれるカプサイシンは末梢血管を拡張する作用がありますので、キムチ鍋などは冬場には特におすすめの食べ物です。
ただしあまり脂っこいものは、皮脂の分泌量を増やしますので、食べ過ぎないように注意しましょう。

対策4 湯船にしっかりと浸かる

最近は、お風呂はシャワーだけで湯船に浸からない人も多いと思います。
でも特に冬場は、湯船にしっかりと浸かって体を温めるようにしましょう。

その際、お湯の温度は38℃〜40℃くらいのぬるめにするのがおすすめです。
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、副交感神経の働きを高め、ストレスを解消する効果もあります。

お風呂がどうしても面倒な場合には、足湯だけでも効果があります。

対策5 積極的に運動する

冬場だからこそ、血行を促進するため積極的に運動することが必要です。
運動は、べつにジョギングなど外でするものではなく、ヨガやストレッチ、筋トレなど室内でできるもので構いません。

血流量を維持するためには、特に筋トレはおすすめです。
下半身の血行が不良になりがちですので、筋トレも下半身を重点的に行うのが効果があります。

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